7.0 KiB
これは何
U-Net の特徴量を可視化するための stable-diffusion-webui の拡張です。
概略
- U-Net の各ブロックにおける特徴量を抽出し、ch ごとの画像として出力する。
- U-Net の各ブロックでプロンプトを変更しながら画像を生成する。
- 2.でプロンプトを変更したときの U-Net の特徴量の差分を可視化する。
特徴量の抽出
通常の出力画像:
Model: waifu-diffusion-v1-3-float16 (84692140)
Prompt: a cute girl, pink hair
Sampling Method: DPM++ 2M Karras
Size: 512x512
CFG Scale: 7
Seed: 1719471015
U-Net の特徴量画像:
特徴量を v として、|v| が大きいピクセルを白、小さいピクセルを黒で表示する。
- IN00 (64x64, 320ch)
step 1
step 10
step 20
- OUT02 (16x16, 1280ch)
step 20
- OUT11 (64x64, 320ch)
step 1
step 10
step 20
カラーマップモード:
絶対値を基にした白黒でなく、正の値を赤で、負の値を青で表す。ゼロに近いほど黒くなる。
ブロックごとのプロンプトの変更
内容は以下の記事を参照。
Stable DiffusionのU-Netでブロックごとに異なるプロンプトを与えて画像生成する(ブロック別プロンプト)
Model: waifu-diffusion-v1-3-float16 (84692140)
Prompt: a (~: IN00-OUT11: cute: M00: excellent :~) girl
Sampling Method: Euler a
Size: 512x512
CFG Scale: 7
Seed: 3292581281
上の画像は順番に、
a cute girlで生成した画像- IN00 のみ cute を excellent に変更して生成した画像
- IN05 のみ cute を excellent に変更して生成した画像
- M00 のみ cute を excellent に変更して生成した画像
となっている。
プロンプト中で次に示す特殊な記法を用いることで、ブロックごとのプロンプトを指定できる。
a (~: IN00-OUT11: cute ; M00: excellent :~) girl
この場合、IN00~OUT11 まで(つまり全体)で
a cute girl
が使われるが、M00 のみ
a excellent girl
が使われることになる。
指定は (~: から :~) までの間で行う。書式は以下の通り。
(~:
ブロック指定:プロンプト;
ブロック指定:プロンプト;
...
ブロック指定:プロンプト;
:~)
(~: の後、:~) の前、: の前、; の後は空白を入れてもいい。ただし :プロンプト; の部分の空白はそのまま結果に反映されるので注意。一番最後のプロンプトの後のセミコロンは無くてもいい。
ブロック指定は以下のように行う。おおむね X/Y plot と同じ。なお、範囲が重なっている場合は後に指定したものが優先される。
単体指定: IN00
IN00 から IN11、M00、OUT00 から OUT11 が使える。
複数指定: IN00, IN01, M00
コンマ `,` で区切って複数のブロックを指定できる。
範囲指定: IN00-OUT11
ハイフン `-` で区切って範囲を指定できる。
両端は範囲に含まれる。
IN11, M00, OUT00 は繋がっている。
範囲指定(ステップ付き): IN00-OUT11(+2)
範囲指定の後に `(+数字)` と書くとステップを表す。
+1 と書くと通常の範囲指定と同じ。
+2 と書くと一つ飛ばしで指定したことになる。
例えば上記の例は
IN00, IN02, IN04, IN06, IN08, IN10,
M00,
OUT01, OUT03, OUT05, OUT07, OUT09, OUT11
を指定したことになる。
その他全て: _ (アンダーバー)
これは特殊な記号で、優先度は最も低い。
他のどのブロックにも当てはまらなかった場合、ここで指定したプロンプトが使われる。
いくつか例を挙げる。
1: (~: IN00: A ; IN01: B :~)
2: (~: IN00: A ; IN01: B ; IN02: C :~)
3: (~: IN00: A ; IN01: B ; IN02: C ; _ : D :~)
4: (~: IN00,IN01: A ; M00 : B :~)
5: (~: IN00-OUT11: A ; M00 : B :~)
1: IN00でAを、IN01でBを使う。他のブロックでは何も無し。
2: IN00でAを、IN01でBを、IN02でCを使う。他のブロックでは何も無し。
3: IN00でAを、IN01でBを、IN02でCを使う。他のブロックではDを使う。
4: IN00とIN01でAを、M00でBを使う。他のブロックでは何も無し。
5: IN00からOUT11まで(つまり全体)でAを使う。ただしM00ではBを使う。
Dynamic Prompts との併用
検証には Dynamic Prompts との併用が便利。
たとえば1ブロックでのみプロンプトを変更した際の影響を見たい場合、Dynamic Prompts の Jinja Template を有効にして
{% for layer in [ "IN00", "IN01", "IN02", "IN03", "IN04", "IN05", "IN06", "IN07", "IN08", "IN09", "IN10", "IN11", "M00", "OUT00", "OUT01", "OUT02", "OUT03", "OUT04", "OUT05", "OUT06", "OUT07", "OUT08", "OUT09", "OUT10", "OUT11" ] %}
{% prompt %}a cute school girl, pink hair, wide shot, (~:{{layer}}:bad anatomy:~){% endprompt %}
{% endfor %}
と指定すると、各ブロックでの「bad anatomy」の効果を調べる……といったことができる。
実際の例:ブロック別プロンプトで特定の1ブロックにプロンプトを追加してみるテスト
差分の可視化
Layer Prompt タブの Output difference map of U-Net features between with and without Layer Prompt をオンにすると、ブロックごとのプロンプトを使った場合と使わない場合で U-Net の特徴量にどのような差があるかを可視化した画像を生成する。
可視化する層とステップ数は U-Net features タブで指定する。
(書きかけ)
TODO
- 1.特徴量の抽出の画面説明
- 差分の可視化についてもうちょっと書く










